薬などをもっていくなら
日本から持っていく薬としては下記があるとよいでしょう。また、下痢は早く細菌やウイルスを排出したほうがよいので、帰国便に乗らなくてはならないなど事情がない限り、下痢止めはおすすめしません。
- 整腸剤(ビオフェルミンなど、お腹を整えるもの)
- 正露丸(ちょっと雲行きが怪しいお腹具合のときに)
- うがい薬(排気ガスが喉にきます)
- 目薬(排気ガスが目にきます)
- 頭痛薬(頭痛持ちでなくても排気ガスでなることがあります)
- 消毒薬(マキロンなど)
- 大小のバンドエイド(防水がおすすめ)
- ポカリスウェット(お腹を壊した際の脱水症状に)
- 虫よけスプレー(デング熱など蚊が媒介する病気もあります)
- 虫さされ薬(ダニなど、しつこい虫刺されに悩まされることもあります)
インドで調達するなら
体調不良時、病院に行く余裕がなければ、薬局(Pharmacy ファルマシー / Chemist ケミスト)で下記のものを調達してもよいでしょう。インドは経済的理由で病院にかかれない人が薬局で薬を買えるよう、処方箋なしに強い薬を買うことができます(もちろん良し悪しです)。薬はほとんどがジェネリックでひじょうに安価といえます。
Imodium(イモディウム):強力な下痢止め。ピーピーがピタッと止まるのは恐ろしいほど。移動などの緊急時にのみ服用。アルミ袋に個包されて1シートから買えるものから、箱入りで買えるタブレットまでメーカーが何種類かあり。
Electral(エレクトラル):経口補水液の粉末。ミネラルウォーターのボトルに直接入れて使います。糖分が入ると水が腐りやすいので、直接口はつけずコップなどを使用してください。エレクトラルは商品名なので、なければORS(Oral Rehydration Salt オーラル リハイドレーション ソルト)といってください。脱水を防ぐ、いわゆるポカリスウェット的な飲料ですがポカリスウェットのように美味しくはないです。

Pudin Hara(プディンハラ):赤ちゃんのお腹のはりにも使えるとチュラル成分を謳う整腸剤。胃もたれや食べ過ぎなどの消化不良に効くミント系のカプセル。ブレスケアに似ています。錠剤タイプとオイルタイプがあり。オイルタイプは水に溶かして服用。
おすすめの精油2種
荷物はコンパクトなほうがなにかとよいインド旅行なので、何種類も薬を持参するよりも、アロマテラピーの精油で代用するのもおすすめです。
ティーツリー精油
質のよいティーツリーの精油(できれば食用になるランクのもの)は高い抗菌効果を期待できます。
- そのまま切り傷の消毒に使う
- ぬるま湯に1滴垂らしてうがい薬にする
- 機内や就寝時にマスクに1滴垂らして喉を保護する(街中でマスクは目立つのですすめません)
など使えます。
高品質なものであれば手持ちのものでもよいですし、当サイト管理人は下記のオーストラリア産のものを愛用しています。

ハッカ精油
質のよいハッカ(和ハッカ)の精油(食用ランクのもの)を選びます。
- 無水エタノールと精製水で希釈してスプレーにして虫よけや虫さされに使う
- 水に垂らしてハンカチをひたし日焼け後のクールダウンパックに使う
- 水に1滴垂らして飲むと消化を助け、胃もたれがすっきりする
- ハンカチに垂らして車酔いに備える
などなど、ティーツリーと同様、使い勝手がよいのでおすすめです。