ヒンドゥー教 (Hinduism)

ヒンドゥー教

人口に占める割合: 約80%
特徴: カースト制

厳格なベジタリアンの存在

神様: 三大神のシヴァ神・ヴィシュヌ神・ブラフマー神ほか

それぞれの妻、化身や同化し同一視された土着神、子など

インドの人口と同じくらい神様がいるとかいないとか

ご法度: シヴァ神の乗り物である牛は食べない




8割近くを占める圧倒的大多数は、ご存知ヒンドゥー教。ローマ字表記だとHinduです。意味がまったく異なってしまうので、くれぐれも言語を表すHindi(ヒンディー語)との混同はしないようにしてください。また”ヒンズー教”は日本語独特の誤表記です。

ヒンドゥー教の神々がところ狭しと並ぶのは、南インドのヒンドゥー寺院に特徴的な塔門ゴープラム

「カースト制度」は身分差別という側面でよく知られています。

行政やインフラが整いきらない社会において、同じような「暮らしぶり、教育レベル、財力、職業」でコミュニティを分け、争いを起きにくくした社会システムという側面もあります。歴史的に支配階級にとって都合のよいシステムでもありました。

ヒンドゥー教においては、婚姻や職業の引き継ぎは同じカースト内で行います。

ヒンドゥー教は生まれながらのもので、あとから改宗するという概念がもともとありません。日本人はヒンドゥー教徒として生まれていないので、カーストの外にいるもの、アウトカーストです。

カーストが違う婚姻の場合は、男性のカーストに女性のカーストが揃えられます。

日本人女性がヒンドゥー教徒の男性と結婚する場合は、女性のカーストは男性のものに揃うので、カースト的な大問題にはなりません。逆に日本人男性がヒンドゥー教徒の女性と結婚することがあった場合は、女性のカーストがアウトカーストになってしまい、大きな問題が生じます。


 

また、ヴィシュヌ神派の系統にベジタリアンが多く、動物性食品や原材料の混入は大・大・御法度。そのためレストランや食堂はもとより、機内食や日常の食品にもベジ(菜食)・ノンベジ(非菜食)の区別があります。

もうちょっとヒンドゥー教の神様について知りたい人はこちらをどうぞ。
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