5つのことばでサバイバル(ヒンディー語編)

〜どこへいっても、現地のことばでこの5語さえ覚えておけば問題なく旅ができます〜

そんな言葉があります。もちろんたくさん知っているに越したことはありませんが、話せるようになってから行こうと思っているといつまでも行けません。この5語を覚えてさっさとデビューしたほうが得策です。これだけなら飛行機のなかでも間に合います。


サバイバルのための5語(ヒンディー語編)

  1. ありがとう&こんにちは Thank you. タンキュー & Hi. ハイ/ Hello. ハロー
  2. いくらですか? Kitnee kaa hai? キトネー カー へー?
  3. 〜をください 〜 diijie 〜ディージエ
  4. 〜はどこですか? 〜 kahaan hai? 〜カハーン へー?
  5. これはなんですか? Yah kya hai? イェ キャー へー?




1. ありがとう&こんにちは


Thank you. タンキュー

Hi. ハイ / Hello. ハロー


他愛もないことばですが、挨拶やお礼のことばは大事です。これがすんなり口をついて出るだけで、旅慣れたふうに見えるものです。これらは見ればわかる通り、すべて英語です。

Namaste(ナマステ/こんにちは)、Dhanyavad(ダンニャヴァード/ありがとう)ということばもあり、これを使ってももちろんよいと思います。ただ “Namaste” は軽い挨拶ではなくきちんと合掌していうべきことばで、”Dhanyavad” は日常語というよりは特別な状況で改まって感謝を示すことばです。

軽いノリで発するといかにもピカピカの旅行者に見えてしまい、「目立たないことが第一」と考える当サイトでは、さっと挨拶するだけならば英語のほうがこなれてみえると考えます。

ただしインド人から手を合わせて”Namaste”といわれた場合は、貴女を大切に歓迎する丁寧な挨拶なので、同じように手を合わせて”Namaste”と返すようにしてください。

また、”th”の音は「タ」行に置き換わります。英語よりむしろ日本人にはいいやすい音かと思います。

2. いくらですか?


Kitnee kaa hai? キトネー カー へー?


「いくらのものですか?」という聞き方です。値段を尋ねるにはいろいろな言いかたがありますが、ひとまずこれを覚えておくといいでしょう。

kitnee kaa hai?
いくつ、何個 〜のもの です(か?)

返ってきた数字がわからないのが問題だと思うかもしれません。

大丈夫です。

モノを売りたい相手なら、必ず貴女がわかるように返してきます。

ヒンディー語は1から100まですべて違うことばがあてられています。英語のように規則性があり次が想像できるわけではなく、すべて個別に覚えなければなりません。よってヒンディー語の会話でも数字だけは英語でやりとりしていることもあります。

またインドには独特の命数法(数の呼び方)があります。lakh(ラーク=10万)、crore(カロール=1,000万)という単位があったり、数の位取りが2桁ごとだったり。

だから貴女に数字が通じていないとわかるやいなや、英語なり、電卓なり、紙に書くなりして値段を返してきます。単位が不安だったら、貴女も艶然と“How many zeros?” (ゼロはおいくつかしら?)などと聞けば問題ありません。値段交渉も電卓など使えるツールを使えばよいのです。

余力があるなら1から10までと、区切りのよい数字は覚えておくと便利です。

1 ek エーク 2 do ドー 3 tīn ティーン 4 cār チャール
5 pānc パーンチ 6 chai チェ 7 sāt サート 8 āth アート
9 nau ナォ 10 das ダス 11 gyārh ギャーラ 12 bārh バーラ
13 terh テーラ 14 caudh チャォダ 15 pandrh パンドラ 20 bīs ビース
30 tīs ティース 40 cālīs チャーリース 50 pacās パチャース 100 sau サォ
1,000 hazār ハザール 100,000 lākh ラーク 10,000,000 karoṛ カロール

1から13までは有名なボリウッド映画”Tezaab 毒薬 (1988)”の曲 “Ek Do Teen” で覚えるとよいですよ。想い人が訪ねてくる日がくるのを指折り数えるという歌です。

歌わないと数字が出てこないということにもなりますが……。

3. 〜をください


〜 diijie 〜ディージエ


食堂で料理を頼むとき。お店に入ってほしいものがあるとき。

「〜をください」という表現を知っていると確実です。「〜」の部分は英単語をそのまま入れてもいいですし、名前が分からなければ「これ、あれ」の代名詞を入れてサバイバル。

Mineral water diijie. ミネラルウォータル ディージエ

ミネラルウォーター(を) ください

英語で”R”に当たる音はインド諸語の文字に置き換えたときに”ル”と巻き舌気味に発音する音になります。よって”Mineral Water”は“ミネラル ウォータル”と最後の”R”も発音します。これがいえるとこなれた感じに聞こえます。

Yah diijie. イェ ディージエ

これ(を) ください

yah イェ voh ヴォ
これ あれ

バリエーションとしてはこんな言いかたもあります。


〜 chaahie 〜チャーヒエ (〜がほしい)

〜 milegaa?  〜ミレガー? (〜はありますか?)


Spoon chaahie. スプーン チャーヒエ

スプーン(が)ほしい

Toilet roll milegaaa? トイレットロール ミレガー?

トイレットペーパーはありますか?

4. 〜はどこですか?


〜 kahaan hai? 〜カハーン へー?


特定の場所を探しているときはこの表現を使います。「〜」の部分はひとまず場所の固有名詞を入れるか、英単語をそのまま入れてみます。

Fabindia kahaan hai? ファブインディア カハーン へー?

ファブインディア(お店の名前)はどこですか?

Toilet kahaan hai? トイレット カハーン へー?

トイレはどこですか?

5. これはなんですか?


Yah kyaa hai? イェ キャー へー?


最後にこの表現を覚えておくと便利です。「なに」の答えが返ってきてももちろん未知の単語ですが、それを利用してモノの名前を覚えていくことができます。

気に入ったお料理、果物、野菜の名前などを聞いてみるとよいでしょう。そして覚えた単語を使って「〜をください」、「〜がほしいです」、「〜はありますか?」で応用していくというわけです。

相手の言っていることは分からないけれど、とにかく自分の要望だけでも伝えられるようになると旅はとても楽になります。