第3条 外国人女性である意味を知ること

外国人と知り合う意味

インドに旅立った貴女が出会う人とは。列車や飛行機で隣の席になった人。出迎えたガイドさん。ホテルのレセプションの人。買い物先のお店のスタッフ。

日本で普通に暮らしていたら、いま、たまたま目の前にいる人が正当な対価以上の利益を貴女から得ようとすることはあまりないと思います。相手はただ普通にお仕事をしているだけですから。

インドで貴女が接触するインド人は違います。ただ淡々とお仕事をこなす人ももちろんいます。けれど、インドで外国人と知り合うというのは、一般的にいうとものすごくレアなことです。

多くの庶民にとっては生まれ育った土地を離れるのも一大事。インドで(いわゆる出稼ぎ以外で)自由に外国に行けるのはまだまだごく一部の限られた層だけといえます。

そんななか、わざわざやってきた外国人と知り合うというのは、人によってはとても魅力的なことです。インドに旅行で来られるような外国人は間違いなくインド基準ではお金持ちですし、日本人女性は気さくで感じもよいからです。

貴女が出会うインド人とは

旅行者としてインドを訪れた貴女が接触する可能性の高いインド人には、どんな人がいるでしょうか。

ここではインド人男性に限定します。もちろんインド女性とも出会うと思いますが、背後にはたいがい男性(ボス、夫、兄弟など)がいるからです。単独で考え行動できる、つまり貴女と対等の立場で話せるインド人女性と最初から知り合えるケースは極めて稀です。

  • 列車や飛行機など移動中などにたまたま居合わせた人
  • ガイド、ホテル、レストランや観光客向け土産物店のスタッフ
  • 観光地などであちらから声をかけてくるガイドやタクシー運転手

さあ、このなかで、あなたが気をつけるべきはどのタイプのインド人男性でしょうか。

なにがいいたいかといいますと。

たいへん無礼な言いかただと承知の上で書きます。これらのインド人男性は、全員、要注意です。

なかには堪能な日本語で、とても親切に、とても感じのいい人もいるでしょう。むしろそういう人のほうが多いかもしれません。日本とはなにもかも勝手が違う、慣れないインドでそのような人に会ったら、ちょっと頼りたくなるかもしれません。

日本語がうまいのはなぜ?

本当にびっくりするほど日本語が堪能なインド人男性がたくさんいます。日本語で気軽にあれこれ聞けるのは確かに助かります。

なぜそこまで日本語が上達したか、考えてみてください。

なかには日本に住んでいた、あるいは日本人の奥さんがいるといった人もいるかと思います。ではそれ以外は、どうでしょう。

これまでたくさんの日本人と接触してきたから

日本語が堪能な理由は、それ以外にありません。語学の上達は相手がいないとできませんからね。

貴女に近づきたい理由

ではなぜ相手はあれこれ貴女に親切にするのでしょう。

旅行者である日本人女性に積極的に近づいてくるインド人男性は、100%自分の得になることしかしません。例外はきっとあります。純粋に親切心で助けてくれる人もいるでしょう。ですが、まずはそのようなケースはないと思っていたほうが身のためです。

  • 一にお金
  • 二に日本人と知り合いというステイタス
  • 三にロマンス又は身体的な交渉

これらが目的であることが大半です。

お金持ちの日本人女性から、ちょっと多めの小銭をかすめとろう。これくらいはいいでしょう。実際、助かっている人もいるので、貴女が「ちょっと多いとは思うけど、ま、いっか」と思えるなら、それも人助けというものです。

自分の周囲に「俺は日本人と知り合いなんだぞ」と自慢したい人に関しても同様です。実害がないならば、やり過ごしてよいでしょう。

さて問題は、です。

第一と第二の理由を大らかに静観していますと、第三の理由がむくむくとインド人男性のうちに育ってしまうことです。最初からこれだけが目的の輩もいますが、最初はそんなつもりはなかったのに、貴女と接触するうちにちょっとした期待が生まれてしまうケースが、ほんとうにたくさん、あります。

自由恋愛への憧れ

インドでは自由な恋愛はまだまだご法度です。都会の中流以上の若者はまあまあ自由にやっているようにも思えます、そしてこれからも社会は変わっていくでしょう。けれどインド全体では、そして貴女がインドで最初に出会う観光業界隈の層に関しては、昔ながらのインド的道徳観に縛られて暮らしています。

昔ながらのインド的道徳観とは「男女は家同士のしかるべき結びつきの上で結婚すべき」というもの。お見合い結婚万能説です。

お見合いにおいて一番大事なのは、同じ信仰をもっていること、そして家同士の格が釣り合っていること。各自の異性の好みなんぞまったく考慮されません。結婚前の恋愛などというものは映画のなかだけで存在するものです。

そして結婚においては、男性側にある程度きちんとした職があることが求められます。インドでももちろん「大学を卒業して会社に就職」という道はあります。ただ外国人旅行者として貴女が接触するであろう観光業界隈のインド人男性のうちの多くは、学歴も正規の職もなく、ほかにできることがないなかで、なんとか観光客を相手にその日暮らしを送っている可能性がとても高いです。

つまるところ、インド人女性にとっては結婚どころか恋愛の対象にもならないステイタスなわけです。

そこへ貴女が現れます。インドに旅行できるだけのお金があります。インド的道徳観とは関係のない外国人です。そして日本人女性は身ぎれいで、実年齢よりも若く見え、笑顔で接してくれます。

これは天が与えてくれたチャンスだ

恋愛に耐性がなく、結婚にも遠い、そんなインド人男性が、思わずそう思ってしまうのも無理はありません。たとえ普段は不信心であっても信仰が骨の髄まで沁みついているのがインド人というもの。貴女と出会ったことによって、突然、「神様のはからい」「運命の出会い」と思いこむ可能性なきにしもあらずです。

わかりますでしょうか。あらゆる面で、貴女はとても魅力的なのです。

自分はそんなに若くないし大丈夫。そんなことはありません。年齢以上のメリットが勝ることは、インドならあり得ます。そしてそれを利用して、インドで若いインド人男性と出会うことを目的とする外国人の年配女性も、実に普通に存在します。

お互いに利害が一致するならば他者が関与することではありません。でも貴女には、ここまで述べてきたことを、よく考えていただきたいのです。